Inheritance Tax

相続税のQ&A

相続税のQ&A

相続税について、よく寄せられるご質問にお応えしております。相続税は課税対象となれば、10ヶ月以内に申告書を提出する必要があり手続きも複雑です。当事務所では、お客様の状況に応じた手続きのタイミングや節税に関するアドバイスなども行っております。相続税についてQ&Aで解決しない場合は、ぜひ無料相談をご利用ください。税に関する専門のプロのご紹介も可能です。

Q 婚外子(こんがいし)、非嫡出子(ひちゃくしゅつし)には相続権がないのですか?
A

姻届を行った両親から生まれた子を「嫡出子(ちゃくしゅつし)」といい、婚姻関係のない男女から生まれた子を「非嫡出子(ひちゃくしゅつし)」いわゆる「婚外子」といいます。

この場合は「認知」によって父との間に親子関係を生じさせることで、相続権を得ることができます。

Q 相続人のいない財産はどうなるの?
A

最終的に全く相続人や特別縁故者が存在しない場合は、相続財産は国庫に入ります。通常の流れは、利害関係者または検察官の請求により家庭裁判所が「相続財産管理人」を選任し、相続財産の管理と不明の相続人の捜索を行わせます。

そこで相続人がいないことが確定し、「特別縁故者」の申し立てが家庭裁判所にあれば、相続財産の全部または一部が与えられます。

特別縁故者とは、内縁の夫・妻、被相続人の療養看護に努めた人、戸籍上は養子縁組の届出がなされなかった親子同等の関係者など、被相続人の存命中に精神的あるいは経済的な支援を行っていたなどの密接な関係を認められた人をいいます。

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